箸わたし Bridging

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妻が亡くなってから、外に出かけるとき、妻のマイ箸と箸箱を持参することが多い。

特に外食は、一緒に食べていると信じて、妻が連れ添っているつもりです。

生前も二人で、割り箸を使わないようにとマイ箸を持ち歩いていた。
割り箸を使うことで、なんとなく罪悪感があることと、楽しみの一つとして持ち歩いていたのです。

妻が亡くなってからは、その命を支えてきたという象徴で、妻の箸を持ち歩いています。

母も、父も癌を患って、抗がん剤やモルヒネを使う頃には、食欲も無くなり、やせ細っていくのを見ていた。
美味しいものや好きだったもの、高級な食材も、私に気を使うように一口だけ食べる程度になり、
最後は点滴で命を永らえるだけでした。

妻も同様に、食べられなくなっていった。食は命だったんです。

自営業だったので、いつも一緒に食事を取りました。ほとんど二人と時々猫です。


可能な限り、一緒に仲良く食事を何十年も続けてきたのです。二人の健康を維持して、支えてきたものは食事です。そして、その食事は箸を使い口に運ぶことで、成立していたのです。

年末に、妻には新たな年の箸をプレゼントしました。毎年繰り返してきたことですので、今年も生前同様に贈るわけです。

死別者の方々とのオフ会は衝撃的でしたし、優しい配慮にあふれた会です。こんなに優しい人たちとの出会いは生涯ないでしょう。

その場で少しだけ私のマイ箸キャンペーンをお話しました所、少しだけ同調してくれる方が現れ、同じように箸箱と箸を、外出や外食の際に持ち歩いていただいているようです。

自分なりの深い意味は、あの世の配偶者への橋渡し、そして箸渡す、箸私という複合的な意味合いを持たせています。亡くなって体重ゼロの配偶者とのつながりを無くしたくない、命の源を贈ってあげる、食べさせてあげるという意味をもたせているのです。

死別で辛く悲しい思いは消えません。でも愛した大切な人の魂も消えはしません。自分の命より大切な気持ちを橋渡ししましょう(箸わたし)。

個人的キャンペーンでした!笑(ロゴもデザインしました)

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(バナーも作ってみました)


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